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■ ロードプラス®工業会 会長挨拶

 ロードプラス®は、1997年に高知県で取組の始まった「1.5車線的道路整備」が高く評価され、2003年からは国の補助事業としても実施が可能になったことを受けて、 2006年にランデス株式会社が「簡易張出車道」として開発し、特許を取得したことを契機に2009年に全国のプレキャストコンクリート製品メーカー7社の正会員と、1社の賛助会員によって「ロードプラス研究会」が設立されました。
 その後会員が増加し、現在では21社の正会員と2社の賛助会員によって、一層、信頼度の高い、合理的な張出車道工法として広くご活用して頂ける工法になるよう、普及拡販に取組んでいます。
 今日までご採用、ご協力いただきました皆様に改めて厚く感謝申し上げる次第です。

 ロードプラス®は、簡易で且つスピーディーに工事ができるハーフプレキャストコンクリート製の張出車道工法として、国土交通省様を始め全国の各県、各市町村などの行政の皆様や民間の工事においても 多くご採用頂き、現時点で、全国各地での実績は500件を超え、総延長は12km超となっています。
 全国各地の交通に支障のある狭隘な道路や頻発する激甚災害への備えとしての防災道路の整備、又、交通事情の悪い都市部の道路や狭隘な交叉点の改良、工事用道路のスピーディーな構築等に、その役割は益々広く、大きく期待されています。

 今後とも、国土強靭化や、より安全な道路交通を実現する工法として、又、塩害・凍害への耐久性の向上やカーボンニュートラル社会の実現等の様々な皆様の声に耳を傾け、真摯に向き合い、一層の改良・開発の努力を重ねて参る所存です。
 今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

 皆様のご要望、ご意見など、ロードプラス研究会にお気軽にお声がけいただきますよう、宜しくお願い致します。

2023年10月吉日
ロードプラス研究会 会長 大月 隆行